引っ越し作業を、やった事の無い人には分からないかもしれませんが、果てしの無い作業の連続になります。人が生きるには、こんなにも物が増える事なのかと思うほど、人々は、暮らしの中で、様々な物品を購入、収集、保管、放置しています。最近は、断捨離などが流行しましたが、よっぽどの断捨離人でないと、引っ越し作業は、果てしの無い永遠を知る作業となります。
ここまで言うのは、多少言い過ぎの気もしてきましたが、人が生涯を送る中で、衣類、日用品、家具、家電、食品、電気器具、雑貨、楽器、照明器具、ペット、遊具、寝具、装飾品、植物、食器、美術品、書籍、車、自転車、などなど、書き出したらとまらないくらい、身の回りは様々な品々で溢れています。
物は豊かさの象徴だと考える人もいるかもしれませんが、引っ越しとなると、ベッド、ソファー、テレビなどの大型なものから、エアコンのリモコンや、ピアスや指輪といった小物までを包装、梱包し、新居まで輸送し、せっかく緩衝材などを使って包装したものを、開梱し整頓する作業な訳です。
その作業の一連を知っている人々は、物を買わなくなると言った人もいました。
少ない方が楽だと分かってはいても物欲が強い方なので、引っ越しはできる限りしたくないと考えています。全ての家財道具を、引っ越しさせる作業というものは、容易ではありません。体力が無いと難しいものだと都度感じています。
これはそんな時に友人からきいた徒然なる引っ越し請負人作業談です。
パート2からは引っ越し請負人を10年ほど行っていた友人の体験談を綴っています。
よかったら、最後までお付き合い下さい。