食品包装は太古から存在していた

包装には古い歴史があります。それは、 ヒトが社会生活を営み始めて、食べ物を蓄えたり運んだりしたことから始まりました。なので、「包装の始まりは食品包装から」、「食品の包装は包装容器の生みの親」、「食品包装は包装容器産業の母」などと言われているのはご存じでしょうか?
最初に包装資材として使われたものは、木の葉や 竹の皮、獣の皮などで、それは1万5000年1 1万年前とかなり昔から使用されていたと考えられています。
それに続く古い時代の包装容器には、土器、警(かめ)や壷、樽や桶、木箱や行李(こうりH竹や柳で編んだ箱形の物 入れ)などがあります。これらは、物を保管、運搬するときに用いるということで包装の範鴫に入ります。