包装材料リサイクル率目標70%

2017年3月14日のEU会議は、紙・板紙、プラスチック、ガラス、金属、木材などを用いた包装材料のリサイクル率の目標を2030年までに70%とする欧州連合の法案を可決しました。

リサイクル率には材料リサイクルとコンポストも含まれています。ただし、焼却によるエネルギー回収は含まれていません。2014年は目標55%でした。それに対してEU28カ国全体では66.5%、ドイツ、フランス、デンマーク、イタリアでは、それぞれ71、65、52、67%となっています。

材料別では、プラスチック包装廃棄物に関して、中間目標として、リサイクル率60%という値が示されました。

2008年時点では目標に対してEU28プラス2カ国の実績は39.5%でした。2025年までに60%という数字は、かなり高い数字といえるでしょう。