パウチは、乳製品や青果物、調理惣菜などで多く採用されるようになりました。サワークリームやヨーグルトもパウチ入が目立ちます。パウチ入りのヨーグルトは子供向けで、遮光性の優れたフィルムが開発されています。商品の日持ちも良くなり、呑口が付いているスプーンも不要なものもあります。また、アメリカのソコノ社ではマヨネーズ用のパウチは、人間工学的観点から設計されています。同社ははちみつ、シロップ、ピーナッツバターとパウチでの販売を展開しています。さらにヒンジ蓋付き大口径スパウトもあり、近い将来には、粒状の食品やペットフード、砂糖類、小鳥の餌、家庭用園芸の肥料へと広げる可能性を示唆しています。パウチが普及するようになって、スーパーの陳列棚も変わりました。フレッシュな製品と同じように、陳列される場合が増えています。