食品廃棄の主な要因を考えたら

EUが食品廃棄についての指摘をしています。①意識の欠如と無計画な買い物、②創味期限と消費期限の違いの理解不足、③残り物の調理法の知識不足、④標準的な一人前サイズの考え方と顧客来店数の予測の難しさ、⑤非効率な在庫管理、不必要な量を顧客に買わせる販売戦略、2個買えばもう一つおまけでつけるなど、⑥製品やパッケージの過剰生産、⑦不適切な保存方法、⑧不適切な包装といったところです。アメリカでは、収穫、加工、配送、小売店舗に至るフードサプライチェーン全体で40%もの食料が廃棄されています。業界はこの削減に向けて行動しています。アメリカの食品廃棄ロスの56%は、通常のレストランやファストフード、小売業、給食といった事業所からです。家庭からの廃棄は44%です。食品の埋め立ては4000万トン。この削減が急務といえます。