CO2を使ったPET代替の包装容器

3Dプリンターを利用したスマートキャップは、消費者がいずれアプリを通じてスマートキャップからの信号を読み取るときがくると思います。この牛乳は飲んでも大丈夫化、という昔ながらの問題を、消費者にシンプルにイエスかノーで答えてくれるはずです。

カリフォルニアのスタンフォード大学の科学者たちは、二酸化炭素と農産廃棄物や草木のような非可食性植物原料を使って、石油由来のプラスチック製品を代替する研究を行っています。ネイチャー誌にPET樹脂を代替するPEF(ポリエチレンフラノエート)の研究結果が発表されました。

PEFはエチレングリコールと2−5−フランジカルボン酸(FDCA)を原料として剛性されます。この研究チームはFDCAを作るのにトウモロコシ糖ではなくて、農業廃棄物から生成したフルフラールを原料にしています。